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読みもの

実務でつまずいた場所から書いています

制度の条文をなぞるだけの説明はしません。決算書を作る側、貸す側、調べる側。 三つの立場で同じ数字を見てきた経験から、実際に判断に迷う場所だけを書いています。

与信

黒字なのにお金がないのはなぜ?運転資金の計算と資金繰りの見方

売掛金・棚卸資産・買掛金から運転資金を出し、利益と現金がずれる理由を追います。簡易キャッシュフローで返済原資を見積もるところまで。

与信

決算書が手に入らない会社を、外から推定する|財務版フェルミ推定

登記簿・求人情報・賃料相場から、損益分岐点を軸に推定決算書を組み立てる手順。あわせて、その推定が外れる3つの典型パターンを整理します。

金利

日銀が動いてから返済額が変わるまで|変動金利の4つの段

政策金利、短期プライムレート、基準金利、適用金利。4つの段と見直し基準日のズレ、そして5年ルール・125%ルールが負担を後ろに送る仕組みを整理します。

金利

繰上返済と投資、どちらが効率的か|比べる前に揃えるべき5つのこと

確定と期待値、非課税と課税、住宅ローン控除の減少、団信の保障、手元資金の価値。揃っていない5点を揃えたうえで、分岐条件を出します。

統計

平均だけ見て判断すると、なぜ外すのか|中央値と分布のかたち

取引先別売上も回収日数も右に歪みます。平均と中央値の差が示すもの、加重平均と幾何平均の使い分け、与信の現場で事故になる場面を整理します。

統計

その差は偶然か|p値の読み方と、実務的に意味のある差

p値は「差がない確率」ではありません。件数を増やせばどんな差でも有意になる仕組みと、「有意差なし」を「差がない」と読んではいけない理由を計算例で示します。

リース

2027年4月、リースが全部バランスシートに乗る|今から数えるべきもの

借手のFO区分が廃止され、原則すべてのリースがオンバランスに。契約の棚卸し、リース期間の見積り、割引率、そして財務制限条項。今から準備すべき5つを整理します。

リース

リース料の中身は6つに割れる|見積書の読み方

リース料率1.8%の中身は何か。物件価額、金利、固定資産税、保険料、管理手数料、リース会社の利益。分解できれば交渉の余地が見えます。

与信

粉飾の兆候は数字のどこに出るか|売掛金と在庫の増え方を見る

粉飾は損益計算書では見つかりません。利益を増やせば必ず反対側の資産が増える。売掛金と在庫の伸びを売上と並べる、それだけで見えるものがあります。

事業承継

相続税評価とM&Aの価格が何倍も違う理由

税理士が出した評価額とM&A仲介が言う価格がまるで違う。計算方法ではなく、見ている時間軸と目的が違うからです。ずれの構造を整理します。

社会保険

標準報酬月額は4〜6月で決まる|12か月分を3か月が決める仕組み

保険料は毎月の給与に連動していません。4〜6月の平均で決まり9月から適用。定時決定、随時改定、年間平均の特例を、3つの時間差から整理します。

リース

購入選択権付リースと割賦販売は何が違うのか|名前と実態のあいだ

払う金額も手元に残るものもよく似た2つの契約。法人税・消費税・割賦販売法の3つの角度から、どこが同じでどこが違うのかを、はじめての方にも分かるように整理します。

リース

リースの残価は誰が決め、誰が損を被るのか|オープンとクローズの分岐点

月額が安くなる代わりに、何を引き受けているのか。残価を置く理由、オープンエンドとクローズドエンドの違い、満了時の精算、返却された物件がどう処分されるかまで整理します。

与信

与信限度額はどう決めるか|自己資本・月商・仕入の3基準

取引してよいかが決まった次に来るのが、いくらまで売ってよいか。3つの基準の考え方と、なぜ小さいほうを採るのかを実務にそって整理します。

与信

決算書のどこを見て与信を判断するか|最初に開く5か所

実質純資産、手元流動性、売上債権と在庫の増え方、債務償還年数、雑勘定。信用調査の実務で最初に開く5か所を、見る順番の理由とあわせて整理します。

事業承継

会社規模判定で評価額が変わる|大会社・中会社・小会社の分かれ目

従業員数の数え方、業種の決まり方、そして「いずれか下位」と「いずれか上位」を組み合わせる判定ルール。一段間違えるだけで評価額が数千万円動きます。

事業承継

非上場株式の評価額は、なぜ社長の想像より高くなるのか

売れない株に、なぜ数億円の値段がつくのか。純資産価額方式、類似業種比準方式、会社規模判定、特定の評価会社。評価額が跳ね上がる4つの構造を整理します。