助動詞と「助動詞+have+過去分詞」
助動詞は話し手の判断(確信の度合い・義務・許可)を動詞に上乗せします。
例文の単語にカーソルを合わせると意味と発音が出ます。演習は自動採点・記録つき。
意味の整理
must:~しなければならない/~に違いない。must not:~してはいけない(禁止)。don't have to / need not:~する必要はない(不要)。
should / ought to:~すべきだ/~のはずだ。had better:~したほうがいい(しないと困ったことになる、という強い忠告)。
may / might:~かもしれない/~してよい。can't:~のはずがない。
- You must not share your password.パスワードを共有してはいけない。禁止
- You don't have to finish it today.今日中に終える必要はない。不要
- You had better back up your data.データをバックアップしておいたほうがいい。had better+原形
助動詞+have+過去分詞(過去への推量・後悔)
must have p.p.:~したに違いない。can't have p.p.:~したはずがない。may / might have p.p.:~したかもしれない。should have p.p.:~すべきだったのに(しなかった)。need not have p.p.:~する必要はなかったのに(してしまった)。
- He must have forgotten the meeting.彼は会議を忘れていたに違いない。
- We should have invested earlier.もっと早く投資しておくべきだった。後悔
- She can't have made such a mistake.彼女がそんな間違いをしたはずがない。
紛らわしい表現
used to do:以前は~したものだ(今は違う)。be used to ~ing:~に慣れている(to は前置詞)。would rather A than B:BよりむしろAしたい。may well:たぶん~だろう/~するのももっともだ。may as well:~したほうがましだ・~してもいい(ほかに良い手がないので)。
- I used to work in Tokyo.以前は東京で働いていた。
- I am used to working late.遅くまで働くのには慣れている。to+動名詞
- I would rather walk than take a taxi.タクシーに乗るより歩きたい。
⚠️ 間違えやすいポイント
- must not(禁止)と don't have to(不要)は意味がまったく違う。
- be used to の to は前置詞なので ~ing(× be used to work)。
- had better の否定は had better not do(× had not better)。
🎯 TOEIC・英検での出方
助動詞のあとは原形、という形の問題(× must to go、× should reviewed)が出ます。Part 7 では may / might / could を使った「可能性」の言い換えに注意。
演習問題(5問)
Q1 All visitors wear an ID badge inside the building.
- must
- should to
- must to
- have
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正解:1. must
来訪者は全員、建物内でIDバッジを着用しなければならない。
助動詞のあとは動詞の原形。must to や should to という形はありません。have なら have to が必要。
Q2 The lights are off. They have gone home already.
- must
- need
- should
- ought
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正解:1. must
明かりが消えている。彼らはもう帰ったに違いない。
must have p.p.(~したに違いない)。明かりが消えているという根拠からの確信的な推量です。
Q3 Employees to submit expense reports by Friday.
- should
- must
- have to be
- are required
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正解:4. are required
従業員は金曜日までに経費報告書を提出することが求められている。
空所の後が to submit なので、be required to do(~するよう求められている)。must / should の後に to は来ません。
Q4 Many of our staff are used to with overseas clients.
- working
- be working
- worked
- work
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正解:1. working
当社のスタッフの多くは海外の顧客と仕事をするのに慣れている。
be used to の to は前置詞なので、後ろは動名詞 working。
Q5 You have booked a taxi; the hotel offers a free shuttle.
- should
- need not
- must not
- cannot
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正解:2. need not
タクシーを予約する必要はなかったのに。ホテルには無料送迎がある。
need not have p.p.(~する必要はなかったのに、実際はした)。
選択肢はシャッフルされ、正解・不正解が記録されます。間違えた問題だけの復習もできます。
文法解説の一覧
- 5文型と動詞の型
- 現在・過去・未来と進行形
- 完了形(現在・過去・未来完了)
- 助動詞と「助動詞+have+過去分詞」
- 受動態
- 不定詞①(3用法と形式主語)
- 不定詞②(意味上の主語・完了形・重要構文)
- 動名詞と、不定詞との使い分け
- 分詞(現在分詞と過去分詞)
- 分詞構文
- 関係代名詞
- 関係副詞と複合関係詞
- 接続詞(と前置詞との区別)
- 前置詞と群前置詞
- 冠詞(a / an / the / 無冠詞)
- 名詞と数量表現(可算・不可算)
- 代名詞と it の用法
- 形容詞と副詞
- 品詞の見分け方(TOEIC Part 5 の中心)
- 比較①(原級・比較級・最上級)
- 比較②(重要構文)
- 仮定法①(過去・過去完了・混合)
- 仮定法②(wish・as if・倒置・仮定法現在)
- 否定の表現
- 倒置・強調・省略・挿入・同格
- 話法と時制の一致
- 使役・知覚動詞と「O に~させる」動詞
- 主語と動詞の一致
- 無生物主語と名詞構文
- 動詞の語法(TOEIC頻出の型)
- ビジネス文書の定型表現
- 準動詞の総まとめ(完了形・受動形・意味上の主語)